まむし末の摂取量の目安、効果と摂りすぎた場合の副作用

スッポンとともに、精力増強の最強アイテムとして存在するのがマムシです。そのために、精力増強やペニス増大を謳っている多くのサプリに配合されています。

マムシもスッポンも単独のサプリが流通しているぐらい、その効果の高さは認められていますが、マムシの何がそれほど効果的なのかという一点に興味があります。

そんなマムシを丸ごと使ったマムシ末について、その効果や副作用などの情報を集めてみたので、参考にしてください。

ゼファルリンに配合されているマムシ末

マムシ末はマムシを丸ごと使って作られています。原料となるマムシの基本的な情報や、いつごろから日本人はマムシを食べていた、あるいは滋養強壮剤として使っていたのかなどということについて説明をしていきます。

マムシの基本情報

マムシは有隣目クサリヘビ科マムシ属に分類されるヘビです。日本列島の北海道から九州まで広く分布していて、体長は通常45cmから大きくても60cm程度なのですが、まれに1m近い大物もいます。

胴体の太さが全長と比べるとやや太いので、ずんぐりとした形状をしています。その太めの胴体には、20対前後の銭形をした楕円形の斑紋があることが、マムシの外見上の特徴です。

マムシは毒を持った毒蛇で、その毒性は猛毒で知られるハブよりも強いことはあまり知られていません。ただハブよりも個体が小さいため独の量はかなり少なめなので、人間に与えるダメージがハブよりも少ないと思われがちです。

しかしマムシの毒は出血性なので咬まれて毛細血管から毒が回ると、強力に体内出血を誘発することもありますから、油断はできません。

咬まれたときはそれほどでもないと思っていても、時間の経過とともに症状が悪化してきて、咬まれたところが腫脹してきます。早ければ数時間、遅い場合には2日もかかって腫れることもあります。

腫脹が強い場合には腎組織に異常をきたす場合もあり、最悪は腎組織の一部が壊死することもあります。また死に至るケースは、咬まれてから3~4日後に集中しているといいますから、咬まれたらすぐに病院へ行って治療を受けるべきです。

生態としては山地の森林や藪に棲んでいて、水場周辺によく現れます。そのため山間部の水田や川辺で見かけることが多いのですが、普通の田畑にも現れることもあります。

アカネズミやヒミズ(モグラの一種)のような小型の哺乳類や、キビタキ(雀の一種)、ニホンカナヘビやヒバカリ(ヘビの一種)、カエルやイモリなどを餌として捕食しています。他にも小型の動物であれば、十分に捕食している可能性はあります。

ちなみにマムシは11月から3月は冬眠期間なので、人間に害を与えることはありません。

マムシと人の関り

マムシをいつから日本人が食用や薬用としていたかは、はっきりとは分かっていません。農業が本格的になる前の縄文時代ではほとんどの動物を食用としていたので、多分マムシを含むヘビを食べていたと思われます。

その結果として、他の食材を食べたときよりも体が元気になることを経験則として捉えて、その後の時代の人々に伝えられていったことが想像できます。

時代が進んで江戸時代になると、ヘビは普通に食べられていたといいます。もちろんマムシも食べていたといわれていますから、その滋養強壮効果は広まっていたと考えられます。

滋養強壮効果に特化したマムシの使い方として、反鼻(はんぴ)という処理の仕方が現れたのも、江戸時代だといわれています。

反鼻はですが、マムシは1~2ヶ月絶食しても生きているという生命力の強さを、弱った人の体に取り入れるために考えられたといいます。

しかし実際にはマムシは変温動物なので、体を動かしていないときのエネルギー消費が極端に少ないことが、絶食に耐えられる要因だといわれていますが、それにしても生命力が強いことは確かです。

反鼻の作り方ですが、マムシの内臓と皮を取り除き乾燥させたものが反鼻で、これを薬研という器具で粉末にして滋養強壮の薬として服用していたようです。

反鼻よりも薬効のあるのがマムシの胆嚢を乾燥させたもので、蛇胆(じゃたん)というものです。蛇胆は滋養強壮だけではなく強い強精作用があるといわれていて、特定の階級の人たちは好んで使っていたといわれています。

マムシの有効成分

マムシが持っている一番の有効成分は、なんといっても豊富に含まれているアミノ酸です。アミノ酸はタンパク質の素になる物質ですから、約60兆個の細胞で構成されている人間の体には必要不可欠な栄養素です。

アミノ酸には必須アミノ酸といって人体の中で合成できない種類のアミノ酸と、非必須アミノ酸といって、人体の中で合成できるアミノ酸の2種類があります。

必須アミノ酸が9種類で、非必須アミノ酸が11種類、合計20種類のアミノ酸で人体は構成されています。

マムシにはこの20種類のアミノ酸がすべて豊富に、しかもバランスよく含まれています。アミノ酸の特徴的なこととしてどれか一つのアミノ酸を大量にとっても、その通りに吸収されるわけではありません。

吸収される量は、その時同時に摂取するアミノ酸の種類の中で一番少ないレベルが基準になって、それ以外はいくら多く摂っても吸収されないで体外に排泄されてしまいます。これをアミノ酸スコアーといいます。

このため摂取するアミノ酸は、種類毎の量的なバランスが大変重要です。このバランスが非常に優れているのが、マムシに含まれているアミノ酸の種類毎の量的なバランスです。

含まれているアミノ酸の種類毎の量ですが、最大値と最小値の差が他の素材と比べて非常に小さいので、吸収の対象になるアミノ酸の量は相対的に多くなります。つまりアミノ酸スコアーが優れている、ということになります。

アミノ酸は種類によって体内で働く役割が決まっていますから、すべてのアミノ酸を高いレベルで摂取できるマムシはアミノ酸摂取には非常に効果的だといえます。

この優れたアミノ酸スコアーの結果、マムシが発揮する健康、滋養強壮、精力増強の効果は非常に高くなっています。つまりアミノ酸を効果的に摂取するために、アミノ酸の種類別の量バランスを考えなくてもよく、単純にマムシ末を摂取していれば効果的にアミノ酸摂取をできることになります。

これは精子の形成や生成にも深く関与しますから、精力増強を含めた男性機能の改善に効果を発揮することになります。これがマムシの持っている滋養強壮、精力増強の大きな要因です。

摂取量の目安

マムシ末は1日にどの程度の量を摂ったらいいのかということですが、多くのサプリメーカーがいっていることとして2~5g程度の量がメーカー推奨の量だといえます。ハードカプセルに入った製品だと、カプセルの大きさによって2粒~10粒といった量になります。

10粒を推奨しているメーカーですが、空腹の時に大量摂取しないで数回に分けて、食事と一緒に摂取するように呼び掛けています。サプリによっては空腹時に摂取すると効果的なものもありますが、マムシ末の場合は食べ物と一緒に摂取した方が効果的だということになります。

マムシ末の効果

マムシ末を摂取して得られる効果は、健康面から精力増強、男性機能に関わることまで幅広くあります。有効成分がスッポンと似ているので、その効果も似ています。

代表的な効果を、以下の通りに挙げてみました。

貧血予防

マムシには豊富な鉄分とビタミンB群が含まれています。貧血は赤血球の中のヘモグロビンが減少した状態です。

ビタミンB群の中のB12と葉酸の働きで赤血球を作り出しますから、鉄分の効果との相互作用で貧血を効果的に予防することが出来ます。

総コレステロール値低下

スッポンもそうなのですが、マムシにも動物には珍しく豊富なリノール酸が含まれています。

リノール酸は総コレステロール値と中性脂肪の数値を下げてくれる効果がありますから、血液をサラサラした状態に保つことが出来ます。

血液がサラサラだと体の末梢の毛細血管まで血液が行き届きますから、細胞が活動するために必要な栄養素が確実に届きやすくなります。この結果、体は常に活性化した元気な状態になることが出来ますし、免疫機能も向上します。

それに血管に廃物がたまりづらくなるので、動脈硬化を効果的に予防することが出来ます。

歯と骨のケアー

体内のカルシウムは99%が骨や歯に存在しています。骨も他の細胞と同じように新陳代謝をしていますから、カルシウムが不足すると骨粗しょう症を誘発することがあります。

マムシには豊富なカルシウムが含まれていますから、歯や骨のケアーが効果的にできます。

滋養強壮・強精

体の弱った部位を補う栄養素が、マムシには豊富に含まれています。滋養強壮とは、体の弱った部位を栄養で補って強い体を作ることですから、マムシ末を摂取することは、直接的に滋養強壮に結びつきます。

人間の体は約60兆個の細胞で構成されていますから、バランスよく豊富に含まれているアミノ酸は効果的に細胞に作用してくれるので、滋養強壮効果は抜群です。

それとエネルギーを作り出すためには酵素の働きは欠かせないものですが、マムシに豊富に含まれたビタミンB群は補酵素として働いてくれますし、酵素自体を作り出す補助もしてくれますから、滋養強壮効果に結びつきます。

この効果自体は、直接男性機能向上にもつながりますから、精力の維持向上には欠かせない作用です。

マムシ末の副作用

マムシ末を摂取して何か副作用が出るということはありませんが、含まれている成分自体がアレルゲンになっている人の場合は発疹が出たり、腹痛を起こすというようなアレルギー症状が出ることがあります。このような場合はいったん服用を中止して、医師に相談してください。

一般的には何も起来ませんから、安心して摂取できます。ただし過剰摂取をした場合には、やはり弊害が出るようです。

摂りすぎた場合

マムシ末を摂り過ぎた場合ですがどのような症状が出るのか、無自覚のうちに何か体に異変が起きるのかなど、とても気になります。

それにサプリの場合だと効果を求めて、つい過剰に摂取してしまうケースもありがちですから、マムシ末の過剰摂取が原因で起きる弊害を挙げてみました。

腎機能の低下

マムシ末を過剰摂取した場合ですが、結果的にタンパク質の過剰摂取をしたことになります。タンパク質は分解するときに老廃物を出しますが、この濾過(ろか)処理を腎臓がします。

このため腎臓が過負荷の状態になるため、腎機能が低下することがあります。またタンパク質の分解・代謝は肝臓が担当していますから、同じ理由で肝機能の低下もあり得ます。

早死にするという報告も

スッポンにも同様リスクがあって、タンパク質を過剰に摂取した場合にはガンを誘発するリスクがあります。

南カリフォルニア大学の研究チームによる研究結果に、中年期に動物性タンパク質を過剰に摂取した場合にはガンや糖尿病で早死にをするリスクが高まるという報告があります。特にガン発症のリスクですが、習慣的喫煙者と同等になるという研究結果の報告があります。

マムシも動物性タンパク質の一種ですから、過剰摂取を続けた場合にはやはり早死にのリスクを背負うということになります。

マムシ末が配合された増大サプリや精力剤

マムシ末ですが、数多くのペニス増大サプリや精力剤に配合されています。

中でもゼファルリンやマカ&クラチャダイム、精露丸、生牡蠣すっぽん、マックスオム、夜の帝王などが有名です。

どれも確かにマムシやスッポンなどの強烈な成分が配合されていますが、ゼファルリンのようにシトルリンとトリプトファンを主体にした独自の配合は、他には見当たりません。

単に精力増強だけでしたらマムシやスッポンに特化したサプリでも、それなりの効果はあります。しかしペニスの増大効果を求めるためには、成分の配合バランスがとても重要になります。

ペニスの増大効果を求めるのでしたら、やはり成分の配合バランスの優れたサプリを選ぶべきです。