タウリンの摂取量の目安、効果と摂りすぎた場合の副作用

タウリンという健康に効果的な物質があります。そのため、いわゆる健康ドリンクに多く配合されています。最近はあまり見かけなくなりましたが、「ファイト~、一発! タウリン1,000mg配合」などというフレーズのTVコマーシャルで有名商品にも含まれています。

しかしタウリンには強精効果もありますから、精力剤にも結構配合されている製品があります。タウリンの強精効果とはどのようなものなのか、副作用はないのか、もしあるとするとどのような症状が出るのかなど、気になることがあります。

そのタウリンの情報を集めてみたので、参考にしてください。

タウリンとは?

タウリンとはどのような物質なのか、人間との関わりの歴史にはどんなことがあるのかなど、タウリンについての基本的なことを説明していきます。

基本情報

タウリンは含硫アミノ酸といわれている、非必須アミノ酸の一種です。体内で合成することが出来る物質ですから、人体の筋肉、心筋、脳、目の網膜、肺、脾臓、骨格などに存在していますが、筋肉に全量の50~80%ぐらいが存在しています。

食品中の成分の薬理作用の研究が進んだ結果、タウリンが持っている疾病予防の効果を謳った健康食品が現れたため、厚生労働省ではタウリンを「専ら医薬品として使用される成分本質」という言い方で区分するようになっています。

要するにタウリンは医薬品の原料、といういい方です。このためタウリンは抽出物や生成物として食品に添加できないというルールになっています。

ちなみに医薬品の原料扱いのタウリンは、臭化エチレン+亜硫酸ナトリウム+アンモニア、エチレンイミン+亜硫酸、ニトロエチレン+亜硫酸水素ナトリウムという、3種類の化学合成をした物質があります。

一方の食品添加物扱いのタウリンですが、牛の胆汁、魚介類のエキスなどとなっています。

タウリンと人の関り

タウリンという物質の存在が分かったのは、1827年です。ドイツ人の解剖学者と科学者によって、牛の胆汁から発見されました。

その後研究が進むと、タウリンは含硫アミノ酸だということが判明して、下等動物から高等動物まで、ほとんどすべての動物の体内に存在していることが分かりました。さらに研究が進むと、タウリンは循環器系や胆肝系などをはじめとしたあらゆる器官に作用することが分かってきたのです。これに目を付けた旧帝国海軍は、タウリンを多く含む抽出物を戦意高揚のために使ったといいます。

現在では前述のように医薬品の原料や、医薬部外品を含むドリンク剤の主成分として使われています。

タウリンは非必須アミノ酸の一種なので体内で合成できますが、その量はやや少なめなので食事などで補う必要があります。タウリンが不足すると高血圧や動脈硬化、肝機能の低下などを誘発するリスクが高まりますし、網膜の機能障害が起きる可能性もあります。

摂取量の目安

タウリンの摂取量ですが、厚生労働省や食品安全委員会からの推奨値は特にありません。ただ一般的に言われている1日の摂取量としては、500mgという数値が知られています。この数値が体の機能を正常に保つ量だ、ということが根拠になっています。

1日の食事で摂取しているタウリンの量ですが、普通に食べていると100~300mg程度の量になるといわれています。

タウリンが豊富に含まれている食材として代表的なものは主に魚介類で、中でも貝類全般とタコやイカなどの頭足類全般、あとは甲殻類全般になります。魚類中ではカツオ、ブリ、アカウオ、メヌケ、ホッケ、ホウボウなどに多く含まれています。

これらの食材をうまく取り入れて、食事のメニューを決めると良い結果が得られます。特にお酒をたくさん飲む人の場合肝機能保護のために、酒の肴としてタコやイカの刺身を摂ると良いですね。

タウリンの効果

タウリンにはどのような健康効果があって、それがどのように精力増強に関わっているのか、かなり興味があります。

タウリンが持っている健康効果と、その健康効果がどのように精力増強と関係があるのか、以下のように挙げてみました。

肝機能の維持向上効果

タウリンには、肝機能を維持したり高めてくれる作用があります。肝臓の主な役割は、代謝、解毒、胆汁の生成です。

肝機能が弱るとアルコールなどを解毒する速度が遅くなりますから、どうしても亜鉛を大量に消費してしまいます。しかし肝機能を正常に保つ、あるいは向上させることによって、亜鉛の消費を最小限に抑えることが可能なので、精力が落ちることを防げます。

コレステロール値を下げる効果

タウリンの働きで肝臓が順調に機能していれば、胆汁の分泌量をきちんと確保できます。胆汁を生成するときには胆汁酸が必要になりますが、胆汁酸を作るためにはコレステロールが必要なので、結果的にコレステロール値が下がります。

この結果血液はサラサラした状態になりますから、血行と血流が良くなるので、全身の隅々まで血液が行き渡り、細胞が活性化することで体が元気になるため精力の維持・向上が出来ます。

筋肉の収縮力維持・向上

タウリンが不足すると筋肉の収縮力が落ちます。筋肉の収縮力が落ちると、血液も含めた体液の滞留が起きますから老廃物の処理が上手くいかなくなります。

それとやはり血行と血流にも悪影響が出ますから、細胞が活性化しづらくなります。この結果として、体力が落ち気味になるため、精力も落ちてしまいます。

タウリンは筋肉の収縮力を維持・向上させてくれますから、タウリンの量をキープすることで、このような状態を防止することが可能になります。

タウリンの副作用

タウリン自体がアミノ酸なので、タウリンによる副作用はないといわれています。もしタウリンに副作用があるのだったら、体の中で常に生成されているのだから、人間に限らずタウリンを体内合成できる動物は、常に何かの副作用に悩まされていることになりますが、そんなことはないのでやはり副作用はないと考えらます。

だからといって、過剰摂取をしても大丈夫だとはいえないこともあります。

摂り過ぎた場合

タウリンを摂り過ぎた場合ですが、なにか副作用的な症状が出るのかと気になります。タウリンがたくさん含まれている食材としては、タコやイカにエビやカニ、貝類などが代表的ですが、お酒にはぴったりですから、つい食べ過ぎてしまい可能性もあります。

それとサプリで摂取しようと思った時には、効果を求めてつい過剰に摂取してしまいがちです。

過剰摂取によって出る症状は重篤なものはありません。腹痛や吐き気、胃痛などが主な症状だといわれています。

それ以外で可能性のあることとして、タウリンの胃酸分泌促進効果で胃酸が過剰分泌された場合に、胃潰瘍になるケースが考えられるといいますが、かなりレアケースだといえます。

他にはアスピリンを服用している場合相乗効果が出て、アスピリンの副作用が出ることがあるといいます。症状としては、発疹、嘔吐、胃痛、血尿などがあります。

もしこのような症状が出た場合には、服用を止めて医師に相談をしたほうが良いですね。いずれにしろ、1日に6,000mgぐらいを連続して摂取した場合だといいますから、常識的に摂取していれば過剰摂取になることは余り考えられません。

くれぐれもサプリなどで効果を求めて、過剰に摂取しないように注意してください。

タウリンが配合された増大サプリや精力剤

タウリンはゼファルリンには配合されていませんが、勃喜隆々をはじめとして、海乳EX、牡蠣のチカラ、レバリズム-L、牡蠣王などに配合されています。

勃喜隆々以外は、すべて牡蠣が主原料になっています。牡蠣には亜鉛が豊富に含まれていますから、前立腺に多く存在している亜鉛と、精巣に多く存在するタウリンの量を増やすことで、相乗効果を発揮できますから精力増強を期待できます。

これらのサプリは、手軽に精力増強の効果を倍増してくれることが期待できます。

亜鉛は吸収率のあまりよくないミネラルなので、できればクエン酸を含んだ飲み物と一緒に摂ると、キレート効果で吸収率がよくなります。

サプリを摂取した後で、レモンジュースやグレープフルーツジュースなどを飲むことも良いと思います。効果的に成分を吸収して、効果的に精力増強をしましょう。